グループ写真展 Time is… 出展作品について

この度はグループ展に起こしいただきありがとうございます。

私自身はじめての展示で来てくださった方にどういった見方をしていただくのが良いのか試行錯誤したところですが、しっかりと作品の意図をお伝えする場所も必要だろうと考え、このページを作成しました。

なぜこの5枚で組んだのか、その辺の意図についてお伝えをさせてください。

展示説明

今回私は「早朝」をテーマに写真を選びました。個人的にとても思い入れのある時間です。マジックアワーとも言われますが、写真好きの方にとって、その時間帯に海に向かうことの期待感みたいなものはきっとご想像いただけるものでしょう。

早朝の景色は素晴らしいものですが、今回の展示ではあえてその場で過ごす人たちも含めての作品としています。波、海鳥、サーファー、釣り人、それぞれの視線の先に広がる景色や、その心境のようなものを想像しながら見ていただけたらと思います。

各々過ごし方は異なりますが、私は前向きな気持ち・挑戦のようなものを強く感じたため、みんなを見守る存在・道を照らす光と見立て灯台をメインに据えています。

①⑤安房白浜港灯台(千葉県南房総市)
②富津岬(千葉県富津市)
③④不動堂海岸(千葉県山武郡九十九里町)


裏テーマ「釣り」

私、千葉の海沿いで生まれ育っているため、写真撮影と同じくらい釣りにも出かけます。この5枚、海釣りをやる方の視点だとまた違う見え方になるように狙って組みました。

写真にとってのマジックアワーは釣りで言うところの朝まずめというアツい時間帯となりますが、釣り人は広大なフィールドから魚の居場所を見つけ出すため入念にポイントを探していきます。

そのヒントとなるのが「①灯り」「②海底の地形変化(波の変化)」「③エサとなる小魚を探す鳥」「④流れの変化(サーファーさんは離岸流の場所を知ってる)」「⑤水中に酸素を多く取り込んでいる場所」など。

写真としては決して「映える」場所じゃないかもしれませんが、違う目線から見ると激アツポイントだったりするのが面白いなと感じています。

釣り好きとして、テンションの上がる時間。これが、自分の裏テーマでした。

出展者について

普段は会社員をしながら、休日を中心に写真を楽しんでいます。

写真を撮ることで「自分の身の回りにこんな美しい景色があったんだ」と気付かされることも多く、子供の頃過ごした街や思い出の場所を今の自分の視点で少しずつ写真に収め、いつか作品としてまとめる事を目標にしています。

あまり大掛かりな撮影に出かけることはありませんが、家族や身近な景色を中心に撮り貯めた写真を少しだけプリントして置いています。もしお時間許すようでしたら、ご覧いただければ幸いです。

使用機材:Nikon Zシリーズ、RICOH GRⅢ

受賞、採用歴

  • 雑誌 日本カメラ 月例コンテストビギナーズの部 年間優秀作品賞(2020)
  • JR東日本千葉支社 ちば空想コト旅フォトコンテスト 優秀賞(2021)
  • 公益財団法人 仏教伝道協会 一日一訓カレンダーフォトコンテスト 選出(2021)
  • 千葉県佐倉市 景観カレンダー 選出(2021)
  • 雑誌 日本写真企画 フォトコン 月例コンテスト初級自由の部 年度賞5位(2022)

など

リンク

全部見事に雑談しかしておりません。Instagram?いつか使いこなせるようになります。

おわりに

感想、ご意見、その他なんでも、もしお気づきの点ございましたらこちらの投稿にコメント頂けたら大変励みになります。

お忙しい中写真展に起こしいただきありがとうございました。

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